思いついたらなんでもやっちゃうポルト、明日、9月14日(土)のポルトでのイベントを皮切りに、レモネードの販売を始めます。
つねづね、門司港の人たちに漂う陽気さはイタリアに通ずるものがあると感じている宿主菊池。
宿の名前もイタリア語でPORTO(港)と名付けたのですが、レモネード屋さんの名前はズバリ『シチリア』!
鮮やかなレモンが映える、見るだけで陽気な気分になるビタミンカラーのレモネードにぴったりな名前でしょ?
そして甘酸っぱく爽やかな喉ごしに、飲むと中から元気になること間違いなしです。
そんなポルトのレモネード、そんじょそこらのレモネードとは気合の入り方が違います。
レモンにもとことんこだわって、ここでしか飲めないスペシャルなレモネードを提供したい!という思いのもと、先日大分県佐伯市までレモンの仕入れに行ってまいりました。
訪ねたのは、レモンを作り始めて36年という、廣津留宗三郎(ひろつるそうざぶろう)さん、通称“宗にい”です。
佐伯では、年上の方には“〜にい”と親しみを込めて呼ぶそう。
そんな風習もそうですが、佐伯の方々には穏やかさや親しみやすさ、人懐っこさがあって、どこに行ってもみなさんとても親切であたたかく迎えてくださいました。
先ほど門司港とイタリアには通ずるものがあると書きましたが、今回訪れた佐伯も海と山に囲まれ、その港の雰囲気などもどこか門司港に似ているところがあり、スタッフ一同「肌に合うね」「落ち着く」と口を揃えるほど。
そんな佐伯で生まれ育った宗にいが、愛情たっぷりにつくるレモン。
【マリンレモン】という、とてもかわいらしいネーミングの品種です。
御年84歳の宗にいが広大なレモン畑をお一人で管理しています。
45度の傾斜でしっかりと日光が当たるため、色鮮やかで大きくツヤツヤなレモンが育ちます。
足元の腐葉土もふっかふか。
宗にいの目が隅々にまで行き届き、毎日愛情を注いで大切に世話しているのが伝わります。
レモンがこんなに元気に育つわけだ。
農薬は一切使わず、化学肥料も使われていない、皮ごとガブリと食べられるレモン。
スタッフはレモン畑で若葉もかじってみたのですが、葉っぱまでレモンの味!
今は綺麗な緑色ですが、気温が下がってだいたい14℃を下回る頃になると黄色になってくるのだそう。
『シチリア』のレモネードは、四季を通して緑から黄色へのグラデーションも楽しんでいただこうと思っていますが、緑色の時期のレモンは特に香りが強いので、明日から販売される緑のレモネードはその香りも存分にお楽しみいただければと思います。
あー早くみなさまにお届けしたい!
レモンのおいしさを余すことなく丸ごと味わえる『シチリア』のレモネード、ぜひ飲んでみてくださいね。