ポルトの日々徒然
昨年もそうでしたが、緊急事態宣言が出て宿泊をストップさせると
近所の人達がふらっとポルトに集まるようになります。
しかも、なぜかたくさん近所の人から差し入れやお土産が集まります。
前回は1日に1つ差し入れをもらっていたのですが、
今回も同じぐらいほぼ毎日のように何かをもらいます。
ポルトには社内のスタッフも含めて大体常時2、3人いますが、
昼ご飯や夜ご飯の時には 近所の人の来客もあって、4、5人でご飯を食べたりすることが多い。
ふらっと訪ねて来る近所の人とちゃぶ台を囲んでみかんを食べながら、たわいもない話をしています。
経済の語源はギリシャ語のオイコノミア。
ギリシャ語で「家」を意味する“oikos”と
「法律・法則」を意味する“nomos”が組み合わさって生まれたそうです。
コロナになってから「#経済を止めるな」などと言われたりしています。
でも、経済はもともと家や共同体の在り方から生まれた考え方だから、
本来の意味とは時代とともに変わったのだと思います。
なんとなくお金を動かすことが大切だという社会になっていますが、
こんな時期だからこそ本当に大切なものが何かを考える時期なのかなと思ったりもします。
何が言いたいかというと食卓を囲んで食べるご飯は美味しいし、
冬にみかんを食べながらたわいもない話をするのが幸せだということ。
これにこたつも加わればもう言うことない。
身近な人達と門司港の日々を味わいながら、また各地から皆さんがふらっとポルトに訪れる日を楽しみにしています。
P.S. みかんのむき方コンペティション開催中です。
ご近所の方も遠方の方もぜひご参加ください。
おかみが考えた企画ですが、個人的にはポルト史上最もくだらなくて最も楽しい企画だと思っています。