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シャボン玉石けん会社訪問《工場見学編》
カテゴリー:ポルト解剖
ゲストハウスPORTO(ポルト)門司港

シャボン玉石けん株式会社・森田社長との緊張の対談を終え、ほっと胸をなでおろしたところで、こちらも楽しみにしていた工場見学へ!

 

 

もともとシャボン玉石けんさんの商品をポルトで使おう、とは思っていた宿主菊池ですが、実際に大きく心を動かされ、「やっぱりシャボン玉石けんを使うしかない!!」と固く決意したのは、ポルトに来てくださったシャボン玉石けん営業・前田さんの熱意と愛情に、深く感銘を受けたから。

 

今回そんな前田さんに、シャボン玉愛たっぷりに工場を案内していただきました!

 

 

シャボン玉石けんの特徴は、『ケン化法』というその製法にあります。

ケン化法とは、油脂に含まれるグリセリン(保湿成分)が残る製法。だからシャボン玉の石けんは洗った後もツッパリ感がなくしっとりするんですね。

 

一般的な石鹸は4、5時間もあればできるのだそうですが、シャボン玉石けんではまずその「石けんのもと」をつくるのに、熟練の釜炊き職人さんが約一週間をいう時間をかけます。

天然の油脂にこだわり、手間をかけて丁寧につくることで、安心安全な石けんが生まれているのです。

 

この釜炊き、伝承するときも職人から職人に直接受け継がれ、そこからは経験を積んで「釜炊き10年」でやっと一人前といわれる熟練の技。

気温や湿度によって変わる音やにおい、手ざわり、そして《対談編》前半でも述べたように味でも確認して五感をフルに働かせながら、石けんのその微妙な変化を調整していくのだそう。

 

釜の近くはすごく暑いのですが、火傷にも注意しないといけないため、どんなに暑くても長袖の作業服を着用しています。

そんな職人さんの汗と努力の結晶がシャボン玉石けんというわけです。

 

 

ここで、実際に我々も「石けんのもと」の手ざわりと、そして味も確かめさせていただきました!

釜から出したばかりの石けんはまだ熱く、ドロドロとしたジェル状。

少し冷えて白くなってきたものをおそるおそる舐めてみましたが、まったくの無味無臭でした。

職人さんは舐めることで舌にピリッとした刺激がないかどうか確かめているそうです。

匂いがないというのも、それだけごまかしがきかないということ。

そう、無味無臭なのは安心安全、無添加な証拠なのです!

 

その後、ドロドロの状態から乾燥させて水分を飛ばし、石けんチップが出来上がります。

その石けんチップがねり込みという工程を経て棒状の石けんバーになるのですが、この棒状の石けん、出来立ては少しあたたかくてまだ柔らかい状態。

前田さんに「曲げてみてください」と言われ、やってみると簡単に曲げることができました!!(見てください、この菊池のドヤ顔。)

 

 

その柔らかい石けんバーは金型で型打ちされ、かわいい“シャボンちゃん”が刻まれます。

これで完成!

・・・と思いきや、この後も機械を通して重さの誤差がないか、傷はないか、というチェックが何重にも行われ、そして最終的には人の手や目でしっかりとチェックしていきます。

ちなみに工場の人たちは素手でチェックしていました。

完全無添加なので、手袋などしなくても荒れないんだそうです…!

さらに、工場内は足が疲れないように板張りの床。

お客様だけでなく、社員にもやさしいシャボン玉石けん!!

 

 

そうして厳しいチェックを無事通過した石けんだけが世の中に届けられます。

天然油脂の原料だけを厳選し、製法にもこだわり、社員一人一人が手をかけてつくられているシャボン玉石けんの製品。

これだけ愛情が込められた製品だということを目の当たりにし、ますますシャボン玉への信頼が増した工場見学でした。

 

工場内の見学だけでなく、座学で『合成洗剤と石けんの違い』などを説明してくれたり、帰りにはお土産ももらえちゃいます!

シャボン玉石けんに興味がある方は、ぜひ工場見学に行ってみてくださいね。

 

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