たくさんの笑顔であふれた今回のイベント。
写真をみていただければ、どんなに楽しかったか伝わると思います。
そもそも、今回なぜこのイベントが実現したのか。
きっかけは、大分県竹田市の人気イタリアン「Osteria e Bar RecaD(通称リカド)」の店主・桑島さんです。
桑島さんがお店で仕入れていた竹田のトマト農家のご主人が突然の交通事故で他界。
奥様の「主人は死んでもトマトのことを気にしてると思う」という言葉を聞き、桑島さんはご夫婦に代わり、自分のお店を休んで、頭を下げていろんなところにそのトマトを売っていたそう。
それを聞いたポルト宿主・菊池。
桑島さんの熱い気持ちに応えたい、とポルトでもトマトを仕入れ、生で美味しく食べられるトマトは門司港のみなさんに販売し、熟していたものはトマトソースに。
その、いろんな人の思いのこもった美味しいトマトソースで、できれば桑島さん自身に料理をつくってもらって、もっとたくさんの人に食べてほしい。
そんないきさつで今回のイベントが開催されました。
しかも、その日は偶然下関の「CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS」さんがポルトにエスプレッソマシンを持ってきて交流会をする予定だったので、「CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS」さんがアフターコーヒーを振る舞ってくれることになったという!
リカド×クラフツマン×ポルト。
そんな奇跡的なスペシャルコラボということで、本当にたくさんの方にお越しいただきました。
イベント数日前まで、愛知県で行われた『森、道、市場』に出店していたリカド。
桑島さんは愛知から車でいろんなところを経由しつつ、その流れで門司港に立ち寄ってくれました!
門司港ではなかなか見かけないパリピのような格好の桑島さんに一瞬ざわつくポルトスタッフでしたが、桑島さんのおおらかというか朗らかというか、とにかく天真爛漫で一気にみんなを惹きつけてしまう性格のおかげで、一瞬で門司港に溶け込んでました。
巨大パエリアは屋内でつくるには狭すぎる!ということで、豪快にも屋外でつくり始めた桑島さん。
これにはみんな興味津々で取り囲むようにパエリアを見守っていました。
臨場感と躍動感たっぷりで、いい匂いも漂ってきてそのライブ感にみんなのわくわくは最高潮。
中では、宿主・菊池も華麗なる包丁さばきで次々に美味しいトマト料理を繰り出します。
ポルトスタッフが次々太ってしまうという宿主・菊池の料理の腕前をみなさんにも味わっていただけて嬉しかったです。(スタッフが太ってしまうのも仕方ない…と思ってもらえたはず)
クラフツマンさんのエスプレッソマシンも設置され、美味しいコーヒーが振舞われました。
クラフツマンさんはスタッフ総出で来ていただき、その若きパワーに圧倒されるほど。
そして何と言ってもかわいいスタッフさんが多く、かわいいスタッフさんがその上かわいいラテアートまでしてくれると同性の私もメロメロでした(♡∀♡)
コーヒーももちろん美味しく、若くて元気いっぱいなスタッフさんたちが真剣にコーヒーを淹れてくれる姿は、そのギャップもありとてもかっこよかったです。
そんなこんなで大いに盛り上がり、終始笑い声のたえなかった今回のイベント。
美味しいものと陽気な人たちが集まれば、みんなが笑顔になるのも当然のことです。
今回、そんな笑顔の場をつくりだしてくれたのは、農家さんの思いを受け継ぎ、美味しいトマトをみんなに食べてほしいという強い気持ち。
思いが思いをつなぐ。
そんな“つなげたい”という気持ちはポルトのモットーでもあるので、今回、実にポルトらしいイベントになったのでは。
これからも、ポルトはみなさんの笑顔を引き出すべく、たくさんのイベントを計画中です!
facebookのイベントページをぜひチェックしてくださいね。